意外とみんなが知らない。〜1杯のコーヒーができるまで〜
もともとコーヒー豆って緑色だったって知っていますか?
私たちが普段当たり前に飲んでいるコーヒー。
今回はコーヒーがお客さんの手元に届くまでには
「こんな’工程を経てますよ」をお伝えします。
あくまでもこれはコーヒー屋からのお話で
実際は原産国からになれば壮大なことになります。
まずは動画をご覧ください
生豆
生豆の中の含水量により表面の色が「薄い緑色」〜「濃い緑色」になっています。
まず焙煎士は生豆の表情(色や形)を見てどんな焙煎が適しているか見極めます。
ハンドピック
生豆を軽量したら次に行うのが「ハンドピック」です。
これは生豆の中には欠点豆と言われる
カビ、虫食い、欠け、異物(石ころ)などが稀に混じっているので取り除きます。
この欠点豆が入ってしまうと出来上がったコーヒーの味に悪影響を及ぼすので地味ですが重要なところです。
焙煎
さていよいよ焙煎機を起動させます。
焙煎機の熱源は大体ガスで、種類はざっくり分けると
「直火式」、「半熱風式」、「熱風式」に分かれています。
ESORA COFFEEで使っている焙煎機は「半熱風式」です。
ガス線を開け、スイッチを入れ、点火します。
このまま釜が十分に温まるまで準備運動させます。
では、焙煎機が温まったところで生豆を投入します。
これから焙煎終了まで1分ごとに記録を取っていきます。
記録を取ることにより、この焙煎がよかったよくなかったのプロファイルがわかります。
次回の焙煎時の参考になるんです。
小窓を覗くと豆の色が段々と茶色になってきましね。
香りもだんだん香ばしくなり、コーヒーっぽい香りになってきます。
次に来る変化が「音」です。
「パチパチ」と1ハゼという段階に入ります。
1ハゼのどの部分で止めるかで浅煎りになったり、
中煎りになったりします。
温度、香り、時間で煎り止めを見極めします。
冷却
コーヒー豆が煎り上がったら排出し、「冷却」します。
この冷却をしっかり行わないと焙煎が進行してしまい、
狙った味わいからズレてしまいます。
ここでは十分に熱が取れるまで冷まします。
試飲
さて、焙煎も終わり
試飲してみます。
焙煎したてだと味がまだ落ち着きませんが、
狙った味が出せているかコーヒーの輪郭が見えてくるので
ドキドキする瞬間です、
実際にハンドドリップで淹れてみます。(カッピングでもあり)
出来を確認して終了です。
いかがでしたか?
これが生豆から実際に飲めるコーヒーになるまでの流れです。
購入はこちら
忙しい一日の中で豊かな癒しのひと時を提供します。
ESORA COFFEEの焙煎したてのコーヒー豆はこちらから
前の記事へ
次の記事へ